映画音楽を中心とした作曲家でありアレンジャーであった日系アメリカ人タク・シンドウ(1922~2002)の名作アルバム2つをまとめた2in1な2022年3月11日より配信開始された「Mganga! The Primitive Sounds of Tak Shindo / Far East Goes Western」をご紹介。
M1~M12にあたる1958年の「Mganga! The Primitive Sounds of Tak Shindo」は彼の作品では1番有名なアフロ・キューバン・ジャズ&エキゾチカといったサウンドで、リズム的にもとても面白くメロディも高音キラキラ系で奏でられていて楽しい。
M13~M23にあたる1962年の「Far East Goes Western」は西部劇の主題歌や劇中歌を題材にオリエンタルなエキゾチックサウンドに仕上げられた作品。クインシー・ジョーンズのプロデュースでストリングスの壮大な響きと耳馴染みもある楽曲に和楽器も違和感なく取り込まれていて美しい。