以前も紹介してる、千葉県八街市在住で生楽器の演奏とプログラミングを織り交ぜた有機的な電子音楽の制作を中心に活動する宮内優里の2023年1月1日リリースのEP「Instruments」を。
今作は本人曰く、
楽器の音に焦点を当てた実験作品のシリーズです。一作目ではピアノの音を使ってどこまで音楽の表現ができるか色々と実験。千葉県印西市にある知人のお店「紅茶と食と台所 糸」にて、ピアノを一日お借りして制作しました。
という作品。
この文章だけだと、ピアノソロっぽくも感じるけれど、実際に聴いてみると、様々なフレーズを弾いた音を巧みに切り貼りしたフワフワでピコピコ、アンビエントな雰囲気も漂う心地良いエレクトロニカになっている。
「ピアノの音だけでこんなに豊かな表現出来るんだ!」って感心してしまったし、極上でとてもツボなサウンドが溢れている。
完全に打ち込みだけの楽曲も好きではあるが、実際に楽器を演奏し、それを元に組合せて制作される今作のような音がやはり好きだなぁって改めて思った。
次回以降、どんな楽器の音で制作されるのかもとても楽しみ。
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