文筆家、書籍商であり、暮しの手帖編集長でもある松浦弥太郎による仕事術本。
ひと月ちょっと前に書店で何気なくビジネス書コーナーを眺めていた時に、そこに似つかわしくないと思ってた松浦弥太郎という名前、それも仕事術とストレートなビジネス書は面白いんではないか!?と手に取ってみた。
この本を簡単にまとめるなら、シンプルに規則正しく、身なりを整え、前向きに学ぶ姿勢を持って、関わる人々を大切に。こんな感じのホントにまじめな本である。文章も丁寧で読みやすい。
ただ、IT関連についてはちょっと使いこなせないのか、ネットやPCも便利だが実際に自分で手を動かしたり行動することの大切さの方に重点を置きすぎている感があって、もう少し、ITの面白さを知ってもよいのでは!?とも思った。直接は関係ないけれど、暮らしの手帖のサイトにはWinIEのみ閲覧可能なコンテンツが今もある(笑)。
シンプルな生き方の良さを確認するにはイイ感じの本である。