2023/1/22
ドイツはベルリンを拠点に活動するジャズファンクなバンドMove78の2023年1月20日リリースのEP「Hal Wandered Off」をご紹介。 ドーンと図太いバスドラが響き渡る中、コンガやボンゴといったパーカッションが裏でスピーディーに鳴っているんだが、とても静かでゆったりと流れていく感じがとても好き。 その後ストリングスにエレピが静かに入ってきてビートと綺麗に絡まりながら重厚感たっぷりのアンビエントなチルを聴かせてくれる。 構成的にはジャズヒップホップでラスト付近は結構激しかったりもするけれど、こ ...
昨年末位からまたダブっぽい音をよく聴いているのでありますが、最近の静かめダブの中で最もオススメなのが朝本浩文のソロユニットである、このDr.Echo-Logic。2008年11月リリースで買ったのが12月。それからよく聴いておりますが、紹介するのを忘れておりました。 アルバムタイトルの「Piano × Dub」の名の通り、ピアノがメインの静かで心地良いダブ。サントラのようでもあり、頭の中に風景が思い浮かんで来そうな空想感覚もありつつ、とってもリラックス出来る。サントラと言ったけれど、ブレードランナーの曲も ...
何度か紹介している、オランダの女性ビートメーカー、イーブイの2022年4月22日リリースのアルバム「dead end instrumentals」をご紹介。 タイトルにinstrumentalsとあるように、この作品、2022年4月8日リリースのイーブイ&クリフ名義である「dead end」のボーカルトラックを抜いたインスト集。 イーブイ&クリフの「dead end」を聴いた時にはそこまでピンと来なかったのが、インストな「dead end instrumentals」はとてもグッと来たというか、イーブイら ...
以前も紹介したことのあるL.A.のキーボード奏者であり自身のビッグバンドのバンマスとしても活動するジェイコブ・マンのソロとしては1stアルバムとなる2020年8月28日リリースの「106」をご紹介。 JUNO-106オンリーなサウンド 全10曲21分と1曲あたり2分程度の短い楽曲ばかりではあるが、全ての音がジャケにもなっているローランドのアナログシンセの名機であるJUNO-106だけで作られている。 シンセ好きな人にしてみればまんま丸わかりな音ではあるけれど、JUNO-106独特というかアナログシンセの暖 ...