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O Ternoの「66」が今さらながらカッコイイ!

O Terno

ブラジルはサンパウロのロックバンド、オ・テルノの2012年の1stアルバムのタイトル曲でもある「66」。これが何ともたまらなく好きでカッコイイんである。まずは聴いて欲しい。

口笛からの高速でジャジーなベースラインとギターのコード・カッティングと早口な歌、それに続いてはいい意味でいかにも3ピースなバンドのロックなサウンドと曲のスタートからの流れがたまらなくツボなんである。

ポルトガル語の曲ってのもポイントで、歌詞の意味はともかく、言葉の発音やイントネーションがポルトガル語だからこそのちょいと柔らかいロック感、エッジが利き過ぎていないのが聴いていて滑らかに耳に流れ込んでくるのが良い。

知ったきっかけはチン・ベルナルデスのソロ作品

このオ・テルノを知ったきっかけはヴォーカル&ギターのTim Bernardes(チン・ベルナルデス)の2017年のソロ作品「Recomecar」から。ソロの方は何ともフォーキーな雰囲気を持ちつつ、様々な楽器の音が聞こえてくるブラジリアンなゆったりとしたナンバーが多く、ロックバンドやってる人のソロとは思えない感じ。というか、最初はオ・テルノがロック系とも知らなかった。

坂本慎太郎ともコラボしている

1stアルバム以降は徐々にロックバンドというよりもバンドを基本にしつつ音響系なんかの実験的なサウンドも多い。

今年、2019年には坂本慎太郎とコラボした曲もでてる。これなんかは最近のカエターノっぽくもありブラジリアンな音響系で坂本慎太郎は朗読している。

好みとしては最近の音の方が好きだが

オ・テルノの音として、やはり最近のバンド・サウンドではあるけれどゆったりとしつつ広がりのある音系が好みではある。チン・ベルナルデスのソロ作品の流れがそのままバンドに反映されているようで、今後もこんな流れで行きそうとも思う。

あえて今、ロックな1stが好き

全然ロックな音が聴けなくなっていた所に何気なく聴いたこのオ・テルノの1stアルバム「66」が凄く刺さって響いて、ギター、ベース、ドラムって3ピースの最小単位なサウンドがこんなにカッコ良かったんだ!って目を覚まさせてくれた。

イイっすよ!

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