ちょいと前に紹介した空気のようにスラスラ書ける水性ボールペンのユニボール・エア。その時は持ってはいるがほとんど使ってない状態であった。
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軽く持って書けば空気のようにスラスラ書けるユニボール・エア
持ち方や筆圧、ペン先の角度で太さが変えられるフワフワとしたなんとも気持ちの良い書き心地の水性ボールペン、ユニボール・エア。 よく、ぺんてるのトラディオ・プラマンの書き味と似てる、とか、万年筆のようって ...
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それが、あることをきっかけに「これイイじゃん!」って180度変わって、最近の主力ペンになってしまった。
ノートを見返していると
先日、メモ帳的なノートをパラパラと見返してたらこんなページが出て来た。
「https化した」って文字のところ。書いてある内容ではなくてその字面とインクね。ブルーで濃淡がいい感じについててこんなペンあったっけ?ってなって。
最初、万年筆で書いてたのかと思ったのだけれど、この文字を書いたと思われる2018年の6月よりかなり前から万年筆は全然使った記憶がない、と。
で、ここ1年くらいで使ってるペンで似たようなインクの出具合になるものを試し書きしては探してってやっていくうちにたどり着いたのがユニボール・エアの0.7mmのブルー。
元々ユニボール・エアの売りでもあった
ユニボール・エアって出た時からボールペンとして、従来のペンでは難しかったトメ・ハネ・ハライの表現のしやすさだったり描線幅のコントロールやインクの濃淡等、万年筆的なメリハリのある文字が書けるというのが売りだってことは知ってはいたものの、筆圧高めな自分の書き方的にそういう感じには使えなくて、売りであるはずのメリットが全く活かされていなかった。
それが、昔走り書きで書いてたメモに「こんな字面になるのか」って驚きと再発見に繋がったのであった。
書くなら0.7mmブルー
以前の紹介のエントリではあまり使ってないが書くなら0.5mmって言ってたけれど、今は0.7mmのブルーがイイ!
描写線の太さと濃淡の付き方が0.5mmでは細くて普通のペンっぽくなるのに比べて0.7mmであればインクフローもドバドバだが、濃淡がしっかり付く。
色も黒や赤では濃淡が分かりにくいのでブルーがベスト。
なら万年筆でよくない!?
イイ!って感じてる部分が全て万年筆でまかなえるしそれ以上に良いのでは!?ってなるのだけれど、ここは筆圧高め人間として圧倒的に万年筆じゃダメなんである(笑)。
万年筆で書きやすいって感じるのは柔らかめで中字以上の太さのニブで、それだと5ミリ方眼に書くには字が潰れる。
硬めで細めのニブに慣れるorもっと大きい文字を書く、どっちも出来ない!
あと、カートリッジやコンバータ、インクの交換、手入れ、管理が面倒!
よって、ボールペンで実現可能なユニボール・エアという選択になるのであった。
紙側の注意点
ユニボール・エアの0.7mmはそのインクフローの良さゆえ、用紙によっては滲んだり裏写りしてしまうことがある。これは万年筆も同じなのだけれどね。
しかし、そういうの感じたことはない。
そう、紙側にもこだわれば。
いつもペン紹介の時の試し書きにはロディアのパッドを使っているのと、先程の画像のノートはミドリのMDノートでこれもユニボール・エアでも万年筆でも全く滲みや裏写りの心配がない。
紙とペン、両方使ってて楽しめるものを選ぶのがよろしいかと。
海外向けのユニボール・エアはカラフル
お気に入りのボールペンはいつも海外向けの方が充実しているのが悲しいのだが、このユニボール・エアも同じく海外向けにはカラフルな軸が存在する。
大好きな白い軸もあるのよねー。。。
Amazonでは価格設定が凄いことになっておりますが、ドットコムの方のAmazonとかebay等個人輸入でいつか買ってみるとしますかね。