ベーシストで作曲家のサム・ウィルクスによる日本でも大絶賛されたアルバム「Wilkes」リリース直後の2018年11月15日に行われたライヴの音源盤となる2019年11月8日より配信が開始された「Live on The Green」のご紹介。
アルバム「Wilkes」からは"Today"、"Run"、"Descending"の3曲が収録されている他、アリス・コルトレーンの"Sivaya"やジョー・ヘンダーソンの"Inner Urge"のカヴァーも披露。
パッと聴きで全然ライヴっぽくないのがイイっていうのも変だけれど、曲終わりとかの歓声以外は普通にレコーディング盤のような音でそこがとっても良い。
一応、JazzカテゴリーとされているしこのエントリのタグもJazzって付けてはいるものの、もうJazzとひと括りにするのも違う気もしているというか全体的にフワフワとして心地良いアンビエント系のサウンド。確かにカヴァー曲はJazzだし、フレーズなんかの部分的にはJazz的なものがあったりするけれど、聴いている流れではアヴァンギャルドな環境音楽みたいな感じで聴き心地がおそろしく快適。
スピーカーよりもヘッドホンでじっくりと夜中に聴きたい。そしてライヴを観てみたい。