緑インクなペン紹介の4回目は細くて滑らかなシナジーチップを搭載した水性顔料なゲルインキボールペン、パイロットの「ジュースアップ」0.4mmのグリーン。
今やパイロットのゲルインキボールペンでは一番売れてて大人気であり、中でも0.4mmなボール径は22色展開とカラフルに揃っている。
実際にこのグリーンを含め、ブラック、ブルー、ブルーブラック、ホワイトとジュースアップ0.4mmを5色持ってたりする。
ジュースアップは発売が2016年8月だったのだけれど、その発売当初に買ったのがこのグリーンとブルーの2本でたまには緑インクもなんて言ってたりするもののつい数年前までは青とセットで緑インクを当たり前に買ってたんだなーとふと思い出した。
ペン先
パイロット独自のコーンチップとパイプチップのいいとこ取りなシナジーチップが書きやすさの要因なんであるが、その部分以上にペンの先端すぐの黒い部分がラバー系の柔らかい素材になっているので、これが筆圧の強弱にかかわらず柔らかい滑らかさを生み出している。
グリップ部分はインキ色に合わせた同色なラバーなんであるが、これもよく見ると半透明で実はインキ残量が分かるんである。グリップの内側のちょいと色の濃い部分が芯の部分でここが明るくなってくるとそれだけインキが減っているということ。
書いてみると
極細系なので今回の用紙も測量野帳の3ミリ方眼に。
かなり寄って撮っているのであまり分からないかも知れないけれど、これが結構細い。シグノの0.38mmよりも細いです。それでいて滑らかさで言えば圧倒的にジュースアップの方が上。特に筆圧高めな人間には極細系とは思えない程カリカリしないし、極細系ゲルインキボールペンならジュースアップで決まりって言えるのかも知れない。
色具合は前回のセントロペンと同じくグリーンでもちょいと青入ってるターコイズ系なグリーン。ブルーなんかに比べるととても薄く感じる。だからって見にくい訳ではなく、淡いグリーンだけどハッキリしている。
ジュースアップはボール径が0.3mm/0.4mm/0.5mmと3種類あるのけれど、グリーンは0.5mmには無い。基本的に太めなボール径好きとしてはせめて0.5mmでグリーン含めた多色化をお願いしたい。せっかく滑らかな書き味なんだからその恩恵を太いボール径好きにも受けられるような展開をして欲しい。
まあ、ボール径が太く(大きく)なると紙に当たるペン先の面も広くなるから細いペンよりも滑らかになるのは当たり前だし、需要的に極細がメインだからなかなか難しいのだろうなー。
ターコイズグリーンな極細滑らかなゲルインキボールペンで書きたい!って場合にはピッタリなペンであります。
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