ぺんてるの製図用シャープペンシル「グラフレット」の0.7mmと0.9mmをご紹介。
1985年の発売から今年で35年。2016年にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞も受賞している。同じデザインのまま変わらず製図用シャープペンシルとして低価格モデルでありプラスチッキーな軸に金属製ローレットなグリップとチープではあるがクラシカルでもありシャーペンとして一番好きな外観をしている。
ノック部分が可愛い
ノック部分は芯径によってそれぞれの数字と色が違っていて今回紹介する0.7mmは青、0.9mmは黄色になっている。
ラインナップ的には0.3/0.4/0.5/0.7/0.9mmと5種類あり、茶、緑、黒、青、黄色となってて
0.3mm0.4mm0.5mm0.7mm0.9mm
こんな感じ。
これはぺんてるのシャープペンシル、特に製図用では統一されていて、色で芯径がひと目で分かる工夫がされている。
特にグラフレットの0.7mmと0.9mmの青と黄色はレトロなちょいと淡いカラーで2本セットで持っていたくなる色合い。
ペン先~グリップ
ペン先はぺんてるのグラフシリーズと共通な削り出し感のある3段コーン。この飾り気のない感じがとても良い。グリップは筒状の金属製ローレットグリップ。ペン先の近くは点状のローレット、その上はストライプのローレットと2種類になってて指での握り方によって当たる部分も変わる。
芯の硬度の表示がこのローレットグリップを回して出す方式となっている。
書いてみると
標準で入っている芯はHBだがいつも通り2Bに入れ替えて書いてみている。低価格な製図用シャープペンシルなので最近流行りの芯が折れにくいとかいつでも尖った状態なんて機構は付いていないが、0.7mmや0.9mmという太めな芯径に柔らかい2Bというのもありとても滑らかでスラスラと書ける。
ペン先の握り部分が一番重い低重心設計であるし細めのストレートな飾り気の無いシャーペンであるが、普段使いでの芯径の太さのバランス的にこの0.7mmのグラフレットがベストな使い心地。
外観と書き心地で最高なシャープペンシルである。