2014年に0.5mmのエントリを書いて、現在でも多くのアクセスがあるユニボールのビジョンエリート。その当時、アメリカ大統領であったオバマ氏も愛用してるってことで、昨年もとあるweb記事で取り上げられたりしたのもあってこのブログでも常に読まれているベスト5に入ってたりするんですが、日本ではとっくに廃盤。
特に白い外観で太い線幅なボール径0.8mmのタイプは2014年の時点で廃盤になってたので、ある意味幻のペンみたいな存在だったんですが、いつも立ち寄る文具店の1つの店の片隅にブラックとレッドの在庫を発見してひとり大喜びして買ってきたのでご紹介。
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オバマも愛用!スラスラ書ける水性ボールペンuni-ballのVISION ELITE (ユニボール・ビジョンエリート)
ここのところ水性ボールペン熱が高まっておりまして、定番のVコーンも好きだし使ってたりするけれど、書き味の柔らかさとインク色にブルーブラックがあるということで、このVISION ELITEがイイ。 ペン ...
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直液式の水性ボールペン
0.5mmの時にも説明してるんですが改めて。ビジョンエリートは水性ボールペン界の雄であるパイロットのVコーンと同じ直液式な水性ボールペン。万年筆と同じようなペン先へのインクの供給なのでインクフローが良くスラスラ書けるという仕組み。
水性顔料インクなので水性ボールペンとはいえ、速乾性もあって色も鮮やかなのも利点。
日本では漢字やかな等、文字の構造が細かいのと、細かく書きたい要望が多いのでゲルインクが主流になり、中でも極細系のペンが人気なのもあって、この0.8mmなボール径のビジョンエリートは日本製のペンでありながら日本市場からは早々に撤退を余儀なくされる展開に。
それでもアルファベット系な海外では現在も通常ラインナップにあって、並行輸入で購入は可能なのだけれど、送料も考えると割高になるのもあって買おうと思いつつずっといつか買うリストに入れっぱなしになってたものが売れ残りのように片隅にたぶん最後の数本が置かれてて、思い出したように「おおー!」となったのでありました。
0.5mmと0.8mmを並べてみる
白い外観な0.8mmとチャコールグレーっぽい0.5mmの2種類をようやくセットで揃えられた。やはり白い外観好きとしては0.8mmの見た目の方が好きかな。
書いてみると
比較参考として0.5mmと0.8mmを一緒に書いてみている。さすがに0.8mmというボール径は太めな線幅になるけれど、5ミリ方眼の1マスに1文字書き込むのも可能。
で、肝心の書き心地ですが、凄い!現状ベストでスラヌラ書ける。
あのね、なんと言ったら良いのか。スラスラでヌラヌラの一歩手前って感じの書き心地で、とにかく書きやすい。インクフローが0.8mmと太めのボール径に対してとても適度でペン先の紙へのタッチに反応してとても素直でスムーズに書き進められるという、これまでの滑らかだなーって感じていた他のペンとはちょいと違う、「この書き心地が欲しかった!」ってのを実現してくれてるペンなんである。
ホントに驚きの書きやすさ。1.0mmとかのヌラヌラなペンとかも比較しながら書いてみたのだけれど、書いてて気持ちが良いのはこのビジョンエリート0.8mmで、ついつい余計に書いてしまうほど。
購入してから数日経っておりますが、もう完全にメインのペンとして活用しております。
ちなみに、比較として書いてた0.5mmの方は久々にじっくりと書いてみたのだけれど、こちらはこちらで現在も十分に滑らかで0.5mmのペンとしてはとても書きやすくて優れております。
日常のメインなペンは入手しやすいものが良いなーって考えて色々試していたりしたのに、それを超える書き味のペンが国内では廃盤で海外から買えば全然手に入るけれど、どうしたものかなーとちょいと悩んでもいたり。
それでも、この素晴らしい書き味は最高です。