くるりの2021年6月2日配信開始となった南米アーティストとのコラボ楽曲2つのうち、このブログでも何度か紹介している大好きなブラジルのアントニオ・ロウレイロとの楽曲である「Humano (feat. Antonio Loureiro)」をご紹介。
この曲、元々は「Latin」という仮タイトルのついたくるりのバンド楽曲にアントニオ・ロウレイロが詞を付け歌と演奏で参加しているというスタイル。
いわゆる、くるりなバンドサウンドな雰囲気とは全く違った雰囲気で南米っぽいというかジャズっぽくもあり最近のブラジルやアルゼンチンの音を聴いている身からすると、そっち系に寄せて作ってるなーってのがよく分かるし、アントニオ・ロウレイロともピッタリ合っている。
アントニオ・ロウレイロの生み出すサウンドとも違ったアプローチでもあるのだけれど、彼のピアノと歌声やコーラスのアレンジがこの曲はロウレイロサウンドだ!って言ってしまってもオッケーなくらいにしっくり来ている。うねるベースラインも無茶苦茶カッコいい。
もう1曲のコラボ、共にアルゼンチンのバンドネオン奏者トミ・レブレロとSSWロリ・モリーナとの「grito latino (feat. Tomi Lebrero & Loli Molina)」もイイ感じなので是非。
アントニオ・ロウレイロ寄りで書いてきたけれど、くるりも昔から好きでよく聴いてきたバンドでもある。曲として一番好きなのは「Birthday」で、アルバムとしては「ワルツを踊れ Tanz Walzer」かな。あと、個人的に名盤と思ってるよく聴いた「アンテナ」もいいかな。まあほとんどの曲聴いてるバンドです。
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