イタリアのギタリストでありプロデューサーや作曲家でもあるマッティア・コレッティと、上海生まれ日本育ち東京在住のSSW王舟の2人によるコラボな2023年6月7日リリースのEP「5 SONGS」をご紹介。
これまでも何度か一緒に制作している2人が、今作では文通を楽しむようにゆったりと時間をかけてやり取りした中で生まれた5曲。
アコギがゆっくりと爪弾かれるフォーキーな音に、シンセ系のデジタルなサウンドや環境音っぽいエフェクトが裏で静かに鳴ってたり表でちょいとがっつり絡んだりする、フォークとアンビエントとフォークトロニカの間を行き来する何ともシンプルで心地良い響きが最高。
こういうスタイルはマッティア・コレッティの作品っぽいといった方がイイのかな。そこにアンビエントっぽく仕上げるのに王舟のサウンドメイクが細かい仕事してますって感じ。
5曲のEPな作品で全体的にテイストは一緒なんだが、アンビエント加減の起承転結があって、通して聴いてみて欲しい。
ゆったり静かめな音好きなら、かなりオススメ。