広告 electric music

音楽レーベルとサンプラーのコラボな「SP-404MKII Stones Throw Limited Edition」

2023/10/21

SP-404MKII Stones Throw Limited Edition

ローランドから、アメリカのヒップホップ・レーベル「Stones Throw Records」(ストーンズ・スロウ・レコーズ)とのコラボレーションによる、ビートメイキング(ヒップホップなどの楽曲制作)やDJプレイ向けサンプラー『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』を、2023年10月27日(金)より発売するということでご紹介。

サンプラーは、さまざまな音を録音し、再生する電子楽器です。ヒップホップにおいては、既存の楽曲などの一部をサンプリングしてループ再生したフレーズをもとに、新たな楽曲を制作することが伝統的なカルチャーとなっています。

当社が2005年に発売した「SP-404」は、ビートメイキングやライブ・パフォーマンスに便利なサンプラーとして高く評価され、2021年に最新モデル「SP-404MKII」を発売。シリーズ累計で10万台以上を販売しています。独特のサウンドを作り出せることから、特に「ローファイ・ヒップホップ」と呼ばれるジャンルには欠かせないクリエイティブ・ツールです。

今回発売するサンプラー『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』は、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とするインディペンデント・レコード・レーベル「Stones Throw Records」とのコラボレーション・モデルです。

同レーベルは、1996年の設立以来、ヒップホップを中心としてJ Dilla、Madlib、MF Doom、Mayer Hawthorneなど、時代ごとに最先端の多彩なアーティストを輩出。独自の地位を築いてきました。ローランドとレコード・レーベルのコラボレーションは初めての試みです。

『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』は、同レーベルの名盤を手掛けてきたアート・ディレクターJeff Jankによるアート・ワークが施された「SP-404MKII」に、所属アーティストが制作したサウンドを新たに収録。さらに、オリジナルの7インチ・レコードとミックス・テープのカセットが付属するコレクターズ・パッケージです。

製品特長

ポイント

  • ローランドとアメリカのヒップホップ・レーベル「Stones Throw Records」とのコラボレーションで生まれたサンプラー
  • ヒップホップ・シーンに大きな影響を与えてきた「SP-404シリーズ」の最新機種に、オリジナル・デザインを施した特別モデル
  • 同レーベル所属アーティスト制作のサウンドを新規収録。オリジナルの7インチ・レコードとカセット・テープも付属

「SP-404MKII Stones Throw Limited Edition」ならではの内容

Kiefer、Sudan Archives、Mndsgn、J.Rocc、DJ Harrisonの新曲を10曲収録。それぞれ16のパターンと16のサンプルを備え、アーティストのクリエイティブなサウンドを深掘りして、ジャムやリミックスに活用できます。

この特別モデルには、レーベルを支える伝説的なアート・ディレクター兼イラストレーターであるJeff Jankが手掛けたフェイス・プレートとパッケージを採用。美しい光沢仕上げのプレミアム・アルミニウム・フェイス・プレートは、Stones Throwと「SP-404MKII」のスピリットが体現されています。

さらに、『SP-404MKII Stones Throw Limited Edition』に収録されているサウンド・バンクで制作された、KieferとMndsgnによる7インチ・レコードが付属。また、Stones Throwのアーティストが「SP-404MKII」を使用して制作した楽曲を用いた、J.Roccによるオリジナルのミックス・テープも同梱されています。

「SP-404MKII Stones Throw Limited Edition」パッケージ

「SP-404MKII」とは

高い性能とポータブルなデザインで、クリエイターの創造力を刺激するサンプラー「SP-404シリーズ」は、パフォーマンス・ベースのビートメイキングには欠かせない存在です。

2021年発売の「SP-404MKII」は、ロング・セラーを続ける「SP-404シリーズ」の最新モデル。ユーザーからの要望をもとに操作性や機能などをブラッシュアップし、これまでにないパフォーマンスを実現しました。鮮やかな有機ELディスプレイ、17個のベロシティ・センシティブRGBパッド、豊富な内蔵エフェクト、多彩な電源オプションなどが主な特徴です。

また、近年、特に「SP-404シリーズ」が多用されている音楽ジャンル「ローファイ・ヒップホップ※」にマッチする新たなエフェクトを搭載しています。

※ジャズなどのサンプル(音)をわざと粗く加工したものや、リズムをあえて少しずらしたビート(ヨレたビートといわれる)を使用する、落ち着いたトーンのヒップホップ。「チル」などとも呼ばれ、同ジャンル楽曲のYouTubeライブ配信チャンネルや、Spotifyでのプレイリストなどが人気を集めている

Stones Throw Records

Stones Throw Records ロゴ

1996年、プロデューサー兼DJのPeanut Butter Wolfが設立。ヒップホップをはじめとする幅広いアーティストを擁し、音楽シーンに影響を与えるレコード、センスが光るグッズの販売やイベントを通じて評価を高め、独自の地位を確立しています。

Madvillain、J Dilla、Madlib、NxWorries、Knxwledge、Sudan Archives、Mayer Hawthorne、Dam-Funk、Aloe Blaccなど、才能あるアーティストのアルバムをリリースし、2014年の長編ドキュメンタリー映画「Our Vinyl Weighs a Ton」では、このレーベルが持つ多大な影響力にスポットライトが当てられました。

ちょっと欲しい

ビートメイクに舞台のSEマシンとして定番なサンプラーであるSP-404の2代目であるMk2とStones Throw Recordsのコラボなモデル「SP-404MKII Stones Throw Limited Edition」。

レーベルであるストーンズ・スロウが結構好きで、このブログでもいくつか紹介してたりする。ヒップホップ系と称されることが多いけれど、アーティストはとても多様で面白い音が多いので毎度ニューリリースが楽しみ。

で、このマシンには限定モデルらしく、それらの音源が収録されているというのがとても魅力的だし、カセットテープと7インチのドーナツ盤まで付属する。

コレクターモデルでありながら実用的ってのが物欲を刺激するが、実際持ってても使わなさそうなのよね。

ともかく、ストーンズ・スロウのアーティストの楽曲を聴いてみて欲しい。

Kiefer - Doomed
キラキラで疾走感のあるジャジーな鍵盤サウンド「Kiefer - Doomed」

コレまで何度か紹介している、LA在住のジャズピアニストでありヒップホッププロデューサー、ビートメーカー等、多彩に活動するキーファーの2023年9月22日リリースのアルバム「It's Ok, B U」か ...

続きを見る

Kiefer - When There's Love Around
ユルくてキレイな音のジャズ「Kiefer - When There's Love Around」

以前も紹介したことのあるLA在住のジャズピアニストでありヒップホッププロデューサー、ビートメーカー等、多彩に活動するキーファーの2021年8月27日リリースのアルバム「When There's Lov ...

続きを見る

Kiefer - Superhero
ピアノが美しいクセになるLo-fi Hip-hop「Kiefer - Superhero」

LA在住のジャズピアニストでありヒップホッププロデューサー、ビートメーカー等、多彩に活動するキーファーの2021年3月10日リリースの新曲「Superhero」をご紹介。 簡単に言うとキレイなピアノの ...

続きを見る

ジャジーで渋くてカッコいいショートトラック満載のアルバム「DJ HARRISON - Tales from the Old Dominion」

ジャズ・ファンクなバンドであるブッチャー・ブラウンのキーボーディストであり、様々な楽器をこなしビートメーカーでもあるヴァージニアはリッチモンドを拠点に活動するデヴォン・ハリスのソロユニット、DJハリソ ...

続きを見る

Jerry Paper - Abracadabra
ヘンテコなジャケからは想像できないカッコいい音が詰まった「Jerry Paper - Abracadabra」

ロサンゼルスを拠点に活動しているソングライターでプロデューサーの宅録男子なLucas NahanによるプロジェクトJerry Paperの2020年5月15日リリースの「Abracadabra」をご紹 ...

続きを見る

-electric, music
-