ブラジル出身でL.A.を拠点に活動するSSW、Gabriel da Rosa(ガブリエル・ダ・ホーザ)の2024年12月4日リリースの7"EP「Cafuné」が2025年1月17日よりA/B面の2曲セットで配信開始されたということでご紹介。
2023年2月リリースの1stアルバム「É o que a casa oferece」が1950~60年代を彷彿とさせる超正統派なボッサってことで日本でも注目されていたのをご存知の方も多いかと思われるその彼の新曲。
EPのタイトル曲にもなっている「Cafuné」はストリングスをバックにした懐かしさを感じさせるゴージャスなボッサといった感じで、1stを聴いていれば納得なナンバーなのに対して、B面の「Sort Of」は同じくストリングスなオーケストラをバックに演奏されているんだが、これがトロピカルでエキゾチックなアンビエントっぽくもある懐かしさ溢れる楽曲になっていてビックリというか、この感じ堪らなく好き。
ボッサの良さがあるからこそ引き立つエキゾチカサウンド。2曲ともにMVもあるのでこちらも観てみて。
「Cafuné」は映像的にも古き良きな感じに仕上がっていて、「Sort Of」は日本で購入したデジタルハリネズミってトイカメラで撮られた多重露光が幻想的に映るサウンドともマッチした仕上がりになっている。
ガブリエル・ダ・ホーザを初めて知ったという人はぜひ1st「É o que a casa oferece」から堪能してみて下さいな。