
以前も取り上げている、ロサンゼルスを拠点に活動するピアニストで作曲家、教育者でもあるクリスティーナ・ガリサタス(Christina Galisatus)の2ndアルバムとなる、2025年3月21日リリースの「Hold Still」をご紹介。
前作は編成やメンバー的にもジャズな要素多めな作品だったが、今作は、歌とピアノやギターが中心のシンプルでフォーキーな歌モノ。
数曲、ヴァイオリンやチェロといった弦楽とサックスが取り入れられていて、とてもクラシカルな雰囲気漂う楽曲も。
一番フォーキーで好きなのはM4「Before I Did」で、歌とギターのとてもシンプルな美しいメロディが浮遊感を誘う。
クラシカルなナンバーとしてはM6「Melting Moon」が、弦楽四重奏をバックにピアノと歌の美しい響きが、懐かしさも感じられて、うっとりな耳心地。
基本的に音数が少なくシンプルでクリアなサウンドがとても好み。前作も良かったけれど、それ以上に好きなアルバム。
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洗練された美しいJazz「Christina Galisatus - Root」
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