これまたSpotifyのディスカバーで流れてきて「おっ!」ってなって知った作品。UKの何でも一人でやりまっせ系姉さん、エマ-ジーン・サッカリー2018年のミニアルバム。
最初に聴いたのは3曲目の「Red Bush」でダブっぽいリズムに綺麗なエレピ、その後聞こえてくるメインのトランペットを含めとってもアンビエントなサウンド。
で、全曲通して聴いてみると、リズムにこだわっているというかホントに様々なリズムが刻まれていてそれが曲調に反映されているのがとっても面白い。
基本的にはジャズっぽいけれど、先程あげたダブやアンビエント、ヒップホップにアフロ、ファンクにアヴァンギャルドっぽいものまで上モノよりもリズムで左右されるというか決まるというのが良く分かる。
まさか全部一人で宅録だなんて
Spotifyで流れて来たので最初は曲情報とか何の知識も無く聴いて「ジャズ系の打ち込み含めたバンドかユニットかなー」って思ったんであるが、調べてビックリ、女性が一人自室で宅録で作った作品だったとは。
確かに曲の構成的にデモっぽい短くてフェードアウトしていくのが多いけれど、とてもバラエティに富んだ音で一人で宅録とは思わなかった。
曲作りが垣間見られる動画
YouTubeに10分で曲作って!的な動画のシリーズがあるんだけれど、そこに彼女の登場回がある。
いやマジで普通の部屋にMacと機材や楽器が並んでて宅録が趣味です的にしか見えないが、こんな感じでこのミニアルバムも作られたんだろうなーって想像しながら聴くとより楽しめる。
次の作品が出るのが楽しみでしょうがない。