昔からある普通の油性ボールペンでありつつ、軸がラバー仕上げで手触りと握り心地が良く、書き味もとても滑らかなゼブラの「ラバー80」をご紹介。
普段ならペンに付いてるシール類は買うと真っ先に剥がすのではあるが、この「ラバー80」のキャップに付いている黒と金のシールは色合いも書体も懐かしい感じで剥がさずに撮ってみた。
久々に書いてみてその滑らかさに驚いた
ずっと廃盤になることもなく定番な油性ボールペンとしてひっそりラインナップされてるのも知ってたし、ペン画って油性ボールペンで絵を描く人の中にもこのラバー80じゃないとダメ!っていう方も存在する大好きな人は大好きな油性ボールペン。
で、文具店で見かけて懐かしさから試し書きしてみたところ、鬼のように滑らか。書き味もなのだけれど、軸のラバー仕上げの質感が他のプラスチック仕上げな軸のペンに比べてしっとりと心地良く、重量的にもラバーの分だけちょいと重いのと重量バランスもうまい具合にペン先に寄っていてペンとして抜群なんである。
ペン先出てるのがカッコいい
キャップを開いてお尻に回し、ペン先が出てるこの画がとてもカッコいい。どれか単色ではなく、黒・赤・青の3色が揃って並んでいるのがまたグレーっぽい色のセット感がたまらなく好きな感じである。
書いてみると
筆跡的にはごく普通の油性ボールペンのインクの感じでどうってことはないのだけれど、これまた最近のエマルジョン系の滑らか油性よりも滑らかに書ける。まあ、ダマになりやすかったりっていうのはあるけれど、「これで書きたい」って思わせてくれるボールペンであることには間違いない。
以前は種類も豊富だった
今でこそ「ラバー80」はボール径0.7mmで黒・赤・青のラインナップなのだけれど、以前は0.5mmの「ラバー極細」や1.0mmの「ラバー太字」ってのが存在していたし、インクのカラーも緑や紫、ピンクやオレンジ等カラフルな「ラバー蛍光」ってのもあったりした。
太字系好きとしては復刻で「ラバー太字」出て欲しかったりもするけれど、とりあえずは「ラバー80」として細々とでいいから廃盤にならず存在し続けて欲しい。