先日エントリしたなめらかな書き味とカスレのない書き出しが特長の低粘度油性インキ「アクロインキ」を採用した極細油性ボールペンであるパイロットの「アクロ500」の0.3mmブラックマットを購入したのでご紹介。
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ヌラヌラ油性なアクロボールシリーズに激細0.3mmの新商品「アクロ500」&スタンダード軸&多機能ペン
パイロットからなめらかな書き味とカスレのない書き出しが特長の低粘度油性インキ「アクロインキ」を採用した、ボール径0.3mmの激細タイプの油性ボールペン3アイテムを2021年2月19日(金)より発売とい ...
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価格以上の質感
このペン、価格が550円(税抜価格 500円)なのだけれど、それを感じさせない上質な外観をしている。軸のカラーが4色あって、特に今回購入したブラックマットはつや消し塗装でありつつ光の加減で絶妙に僅かな光沢も覗かせるその雰囲気がとても良いというか、安っぽさが無い。
ペン先やノック部分、クリップのシルバーの光沢感とのコントラストも相まって、全長128mmにもかかわらずコンパクトさを感じさせないバランスが素晴らしい。
並べると分かるコンパクトさ
同じアクロインキでスタンダード軸な「アクロボール T03」と並べてみると「アクロ500」のコンパクトさがよく分かる。パイロットも携帯性に優れた手帳やノートと共に持ち運ぶ上質なペンとして「アクロ500」を位置付けているし、そういう用途に最適なのも並べてみれば一目瞭然。
ストラップホールが付いている
シルバーのクリップの上部、「JAPAN」の文字の下に見える穴がお分かりになると思うけれど、ストラップホールが付いている。ぶら下げて使うにはちょっと良すぎるペンでない!?って思ってしまいそうでもあるが、携帯してすぐ取り出して書くってことを考えるとあっていいのかも。デザイン的にも邪魔していないし。
ペン先
シルバーのコーン部分は金属製で、マットブラックな軸は樹脂製なのでしっかり低重心設計になっていて握った時のバランスも良い。スタンダード軸や他の普通のボールペンからすれば全長は短いが、握った時に短くて書きにくいとは全く思わなくてむしろ書きやすい。
グリップ的なものも付いていないけれど、マットな塗装の処理がしっかりしていて滑ることもなく安定して握っていられる。
書いてみると
「アクロボール T03」を紹介した時にも書いたけれど、0.3mmは細い。ジェットストリームエッジの0.28mmと遜色ない程度に細く黒が濃いのがアクロインキの特徴と言ったところ。
書き味としてはカリカリ感強め。正直エッジの方が滑らかではある。ただ、筆圧強めなのでカリカリ感を強く感じてしまうというのが正直なところで、軽く滑らせるように筆記する場合には「アクロ500」の方がほぼかすれることもなくダマにもならず黒も濃いのでキレイに書ける。
ボール径太め好きとしては0.3mmは細すぎるけれど、「アクロ500」には替芯として0.3/0.5/0.7mmの3種のボール径に黒・赤・青・緑とカラーも4色あるので、0.7mmの青を入れて使うとレギュラーで使えるペンに化けそうである。
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軸色が素敵なスタンダード軸の極細0.3mmパイロット「アクロボール T 03」ガンメタル
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