ゼブラのエマルジョンインク「スラリ」シリーズの金属軸でも安価なラインのスラリ300をご紹介。
ゼブラのエマルジョンインクの強み
エマルジョンインクで一番人気で有名な三菱鉛筆のジェットストリーム、パイロットではアクロボール、ぺんてるはビクーニャ等、各メーカーから水性と油性のいいとこ取りってことで油性の新定番となってる感もあるエマルジョンインク。
ゼブラのスラリシリーズに入ってるエマルジョンインクは油性染料+水性顔料のミックスで他社とは違い、水性が入っていながらも字面的に油性に近いのにダマができにくいのが良くて一番好き。
ペン先
ボール経0.7mmのもの。ボールへのインクの付き方もいかにも油性のそれという具合。金属軸となっているがグリップ部分にはラバーが巻いてあって滑りにくく安定した文字が書ける。
スラリシリーズを並べてみる
奥から以前紹介したブレない軸のブレン、真ん中が通常というか一番シンプルなスラリ、そして手前がスラリ300。同じエマルジョンインクの3つ。
重量はブレンが12.3g、通常のスラリが9.7g、スラリ300が16.6g。一番重いスラリスラリ300でもボールペンとしては軽い方ではあるが、この些細な重量の違いが書き味に影響するから面白い。
ブレンは少し構造が違うので比較対象としてちょいと違うかもしれないが、通常のスラリとスラリ300では明らかに書き味に差がある。スラリ300の方が軽く紙に当てるだけでスラスラとかけてしまう。
3つのペンで書いてみると
3つとも同じインクなので見た目的には変わらないが、一番しっかりと書けるのはブレンなのである。これはホントに構造の違いから来るもので、やはり一番最近発売されてるし、書きやすさにこだわっているだけあってブレンが書き味・書き心地ともに良い。
インクは同じでもインクリフィルの作りが違う
奥がブレンのリフィルで手前がスラリとスラリ300のリフィル。長さは一緒だがインク軸の太さがブレンのリフィルの方が太い。ちょっとの差なのだけれど、ここにもブレンの方にこだわりが感じられる。
結局、ブレンが良い!?
個人的には圧倒的にブレンの方が好きだし書きやすく感じるのも確か。ただ、スラリシリーズはエマルジョンインクの中では圧倒的に書きやすいと思うし、この金属軸のスラリ300は筆圧の軽い方にはブレン以上に書きやすいペンであると思う。
筆圧高いとブレンが良いです。
ブレンのレビュー
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スラリ300 青軸0.7mm黒インク
ご注意
このスラリ300の軸は青ですが、最初に付いてるインクは黒です。青にするには青インクのリフィルを別途購入する必要があります。
青インクのリフィル