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1990年代のハード音源を巧みに操るパソコン音楽クラブの2nd「Night Flow」

2019/09/05

パソコン音楽クラブ - Night Flow

2019年9月4日にリリースされたパソコン音楽クラブの2ndアルバム「Night Flow」をご紹介。

いい意味で音が軽い

パソコン音楽クラブが語られる場合、必ず「1990年代のハードウェア音源で作った~」って部分がフォーカスされるのではあるけれど、確かにあの頃の音源特有の軽さというかズッシリ重い重低音サウンドが響き渡るような楽曲ではない。

音が軽いからってそれが悪いことではなくて、そういう音源を活かした打ち込みでとてもポップなんである。パッと聴きはいわゆるテクノっぽいんだが、メロディや歌がハネる感じではない滑らかなポップ。そこが聴きやすく、小さな音でも楽しめる。

MVもキレイで楽しい

今作の一番のポップチューン「reiji no machi」のMV。

上下左右のパンが多用され、夜の東京のありふれた場面を鮮やかな映像で切り取っている。

ジャケはECMっぽくもある

中央に写真、それを黒枠で囲んで小さなテキストってのは昔のECMのジャケットでよく見られたデザイン。1stアルバムは白枠で同じような感じで、こちらはグローヴァー・ワシントンJr.の名盤「Winelight」によく似ている。

名前でビックリするが

パソコン音楽クラブってユニット名でまず「何じゃこりゃ?」って思うが聴いてみるととってもポップで聴きやすいテクノと言った感じで楽しめる作品。

音源マニアであれば、どのハードの音なのかを探っていくのも楽しいかも。

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