以前エントリした持ちやすくて疲れにくいが売りのパイロットのドクターグリップシリーズの最新シャーペンである「エース」の0.5mmブラックを実際に購入して使ってみたので改めてご紹介。
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ドクターグリップの新しいシャーペン「エース」は折れにくい&芯ラス1を知らせる小窓付き
パイロットからドクターグリップシリーズの新商品としてシャーペンである「ドクターグリップ エース」が2019年11月10日より発売開始ということでご紹介。 芯径は、0.5mm、0.3mmの2タイプ。0. ...
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ここでもう一度ドクターグリップ・エースの特徴を。
4つの特徴
- 疲れにくい
- 芯が折れにくい
- ラスイチサイン
- フレフレ機構
前回同様に疲れにくいことと、振るだけで芯が出てくる「フレフレ機構」はエース以前のドクターグリップのシャーペンにも付いていたというかあった機能なので、今回も新しい機能である芯の残りが1本になると表示される「ラスイチサイン」と芯が折れにくい「アクティブサスペンション」を実際の画像でご紹介。
アクティブサスペンション
グリップ部分を回して開けるとこのような金属部分と黄緑色のプラスチック、バネが入っている。バネは2つあるのだけれど、上部のバネは見えないようになっていて、見えている黄緑色の周りのバネは下部のバネになる。
筆圧高めでもバッチリ!
上の画像、左側がペンを紙に置いただけ程度の状態で右側が思いっきり力を入れて紙に押し付けている状態。右側のロディアのメモパッドが凹んでいるのとペン先が少し左上に歪んで寄っているのがお分かり頂けるだろうか!?
かなりの力で書いてもサスペンションが効いているのが実感出来るのと、芯が折れる気配が微塵も感じられないということが凄い!
これに加えてドクターグリップ特有の持ちやすさもあって軽く持っても押し付けるように持ってもスラスラと心地良く書くことが出来て太めの芯径好きにも関わらず0.5mmでも十分に太くて濃い筆跡が可能になってて素晴らしい。
ラスイチサイン
左側が芯たくさん入ってる状態で右側が芯ラスイチの状態。ちゃんとラスイチになると小窓がオレンジになる。
仕掛けは単純
芯を入れるのにノック部分を引っ張り出すと、上の画像のように消しゴムの付いた透明な筒状の中にオレンジと黒の自由に動くパーツが入ってて、芯がラスイチになるとケース内に飛び出てた芯が無くなるのでオレンジのパーツが下に下がって小窓に現れるって単純な仕組みで実現されていた。
ラスイチサインは個人的には無くても構わないけれど、勉強とかでガンガン使ってる人にとっては書きながら目視で芯の残数が分かるのはかなりありがたいのであろうと思う。
書いてみると
「PILOT Dr.Grip Ace」の文字が軽く持って書いてて、「■0.5mm 2B」の文字は鬼のように押し付けて書いてみた。
太くてハッキリ濃いのが好きなので芯はいつもどの芯径であっても2Bを使っている。0.5mmのシャーペンでここまで太く柔らかいタッチで滑らかに濃く書けるのは「ドクターグリップ エース」が初めてかも。普段は0.7mmや0.9mmをメインで使うことが多いんではあるが、この書き心地と筆跡であれば、0.5mmで全然オッケーと思えてしまう。
ドクターグリップならではの太めで疲れにくいグリップに芯が折れにくい以上に紙へのタッチ感を極上にしてくれているアクティブサスペンション機構のおかげでこれまでのシャーペンとは全く違う異次元の書き心地を提供してくれている。
極端かも知れないが現状ではシャーペンは「ドクターグリップ エース」の決め打ちで間違いない。そのくらいに衝撃を受けたペンである。
学生さんとか0.5mmでも構わないけれど細めな筆跡の方がって人は0.3mmを選んだ方が良いかも。