スコットランドの作曲家であり多彩な楽器を操る演奏者でもあるアーランド・クーパーがロンドンを拠点とする実験的なボーカルアンサンブルであるShardsを迎えたコラボレーションな合唱作品EPである2020年12月18日リリースの「Eynhallow」をご紹介。
普段の彼の作品は現代音楽的なピアノや弦楽中心の心地良い演奏が多いのであるが、今回の「Eynhallow」はShardsとのコラボということで完全に声だけの合唱作品となっている。
そしてこの合唱のハーモーニーが極上に心地良い。EPということで4曲でどれも3分以内と短いので聴いているとあっという間に終わってしまうのが残念に思えるくらいに。4曲目は最初の曲「Under Brinkie’s Brae」をバックに朗読しているので実質3曲でもっとたくさん聴きたい。
真夜中に静かな部屋でゆっくりと何度もリピートしていたいそんな作品。