先日、セールになってたってことで思わずポチってしまったゼンハイザーの開放型ヘッドホン「HD599 SE」が届きPCに直挿しで音楽を聴いてみたところ、先のエントリでも懸念していた通りに籠ったようなとても残念な音でこりゃ絶対にヘッドホンアンプ必要だわ!と、Amazonで激安なUSB DACなヘッドホンアンプである「Signstek Audio USB-DAC」を購入してみたのでご紹介。
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タイムセールで思わずポチったゼンハイザーの開放型ヘッドホン「HD599 SE」
ちょいといいヘッドホン欲しいと考えていたところに、この週末ちょうどタイムセールでかなり安くなっていたゼンハイザーの開放型ヘッドホンのAmazon限定モデルとなる「HD599 SE」を思わずポチってしま ...
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まずヘッドホンの不良を疑った
PC直挿しで「HD599 SE」の残念な音を聴いた直後は定評がある製品だけにヘッドホン自体の不良なんじゃないか!?と疑うくらいにちょいと凹んだものの、iPhoneでLightningの変換プラグ経由で同じ音楽を聴いてみると、これが素晴らしい音色。
自作PCのサウンド出力関係が悪いって可能性もありつつ、これまでPCで使ってたゲーミングなヘッドセットはUSB接続で専用のソフトでEQ等の細かい設定が出来たりするのもあって音楽もそれなりに鳴ってくれていたのと比べると直挿しな「HD599 SE」は籠ったモノラル音じゃないかってくらい酷い音なので、すぐにでもヘッドホンアンプが必要だ!ってことで探し始めましたよ。
ここまでの時間は5分も経っていない(笑)。
激安な「Signstek Audio USB-DAC」を選んだのは
ググったりYouTubeでレビュー的な動画を漁ってみると様々なメーカー、機能・性能の違いによってもアホみたいにあるわあるわ。音の良し悪しはあるにはあるけれど結局のところ使っている機器の相性や個人の好みが大きく反映されるしこだわり始めるとキリが無いのと何より実際に聴いてみないと何とも言えない。
そんな中で、USB DACなヘッドホンアンプと、マイクを使っているのもあって音の入出力をまとめられるオーディオインターフェイスでこれがいいんじゃないかっての数台までに絞り込むことに。
しかし、欲しいやつがどれも品切れもしくはかなりの割高でしか売ってなくてすぐには買えそうにない、と。一刻も早く欲しいのもあるけれど、ヘッドホンアンプとオーディオインターフェイスでは用途的にも音質的にも結構違っているし、ここは冷静に考える為にもとりあえず酷い直挿しの音質からは脱出可能だろうと激安な「Signstek Audio USB-DAC」を買ってみようって判断に。3,000円しないしダメでも少しの痛手で抑えられるということで。
接続方法
「Signstek Audio USB-DAC」はUSB入力に、ヘッドホン(3.5mm)、RCA、オプティカル、同軸と4系統の出力が可能なアンプ内蔵のUSB-DAC。PCと接続するだけでドライバ不要で認識し給電もUSBからなのでとてもお手軽。
今回の使い方はPCからUSBで入力、3.5mmのステレオ出力という単純なヘッドホンアンプとしての用途。激安でとてもコンパクトな本体は繋ぎっぱなしでも熱くもならずそのあたりも安心して使えそう。
肝心の音の方は
直挿しからすると圧倒的にしっかりと低音から高音まで鳴ってくれる。いやービックリ。とりあえずの繋ぎ、多少マシになってくれればって程度に思ってたことを考えるとそれを遥かに上回る上出来なヘッドホンアンプであります。
もちろん、3,000円弱って値段を考えると全然良いってことで、本格的にイイ音でってなってくるとまた話は別。世の中に凄い音の出る機器は山のようにあるので。
それでも、聴くのはサブスクメインでPCの音をもうちょっと良くしたいって感じであれば「Signstek Audio USB-DAC」は十分に期待に答えてくれるメカであります。
ただ、これで聴いてるともっとイイ音を!って欲して来てるのも確かなので、元々欲しかったヘッドホンアンプかオーディオインターフェイスも品薄では無くなったら買おうと思っております。
音の比較に聴いたアントニオ・ロウレイロ
この作品、楽曲の良さはもちろん、音像の広がりが素晴らしい。