ここのところ「油性ボールペンで心地良く書くにはどれがイイ?」という探求をしておりまして、ジェットストリームやアクロボール、スラリやブレンといった低粘度な新油性とかエマルジョンって呼ばれるボールペンは当然として色々と書いてみたものの、滑らかではあるけれど何か足りないってことで、購入してみたのが今回ご紹介するパイロットの普通の油性ボールペンである「レックスグリップ」の極太なボール径1.2mmのブルー。
クリップ
ちょいとシルバーでシンプルなクリップに「REXGRIP 1.2」と。
レックスグリップはボール径が0.5/0.7/1.0/1.2/1.6mmと5種類あり、1mm以下が白いクリップ、1mm以上がシルバーなクリップとなっている。
最近はサラサクリップに代表されるようなバネ入りで大きく開くバインダータイプが人気だったりもするけれど、心地良く書くってことを考えると、重量バランス的な部分からも普通のクリップが良い。
グリップ
プラスチック軸から段差なくスムーズに繋がったラバーグリップ。軸よりほんのちょっと膨らみがあってとても握りやすい。空いている穴の部分に親指を添えるとより安定して書ける。
書いてみると
極太1.2mmとはいえ、5ミリ方眼でもそれなりに細かく書ける線幅。
普通の油性なのでかすれが目立ってはいるけれど、寄って撮ってるからで肉眼ではそこまで目立たない。
ブルーの色具合も油性らしい濃いめの青。ジェットストリームの青と比べると明るくてレックスグリップの方が好みかな。
絶妙な1.2mmというボール径
ジェットストリームやアクロボールなんかの新油性系は細めでも滑らかと謳っているし実際にとても滑らかなのでラインナップにある最大のボール径は1.0mm。
1.0mmでもかなり滑らかでとても書きやすいと感じつつも、従来の油性よりも低粘度なインキのせいなのかスルスル感があり、止めたい所でも滑るように進む感覚がどうも馴染めない、と。
そこで、今回のレックスグリップの1.2mm。普通の油性ボールペンなので粘度も程良く、ヌラヌラと滑らかで止め部分ではその粘度のおかげでヌチャっと心地良く止まってくれるのが何とも快適。
これが同じ普通の油性ボールペンなレックスグリップの1.0mmだと新油性系の方が心地良く感じるし、超極太1.6mmだとヌルヌル過ぎて滑らせるように書いてる分にはとても快適なのだけれど、止めな部分でこれまた止まらない。
ってことで、1.2mmのレックスグリップはヌルっと記述できて止めではヌチャっと吸い付き、極太とはいえそれなりに細かくも書ける極上なペン。
油性ボールペンとしては現状で一番気に入ってしまった。今後も探しつつ、またまとめたエントリもしようと思います。
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