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エレクトロニカっぽくもあり浮遊感と疾走感が最高なジャズ「High Pulp - Pursuit of Ends」

High Pulp - Pursuit of Ends

シアトルを拠点に活動するインストロメンタルバンド、High Pulpの2022年4月15日リリースの2ndアルバムとなる「Pursuit of Ends」をご紹介。

よくジャズファンクだったりサイケやアヴァンギャルドなジャズバンドと呼ばれることが多いHigh Pulp。今作はジャズがベースになってはいるものの、浮遊感のあるシンセの残響音が全体的にまぶされていて、ザッと聴き終わった時に「ワクワクするエレクトロニカだな」ってのが素直な感想。

リズム隊がブレイクビーツのように正確に繰り返され、打ち込み感があるも人力でやってます感をとても感じられるのがすごく好き。

MVが最高

アルバム通して聴くのが楽しいけれど、M2「All Roads Lead To Los Angeles」のMVがショートフィルムっぽい演出で映像的にもとても良く、かつ、サウンドもアルトサックスでJaleel Shawが参加してて、今作で一番カッコいい。

タイトルを訳すと「全ての道はロスアンゼルスに通ず」となってて、このセンスも好き。

このMVだけでも観て欲しい。

他にも、以前も紹介しているキーボード奏者Jacob Mannが多分Juno-106を弾いてるM7「Kamishinjo」や、ハープ奏者Brandee Younger参加のとてもアヴァンギャルドなM9「Wax Hands」なんかもあってとてもヴァラエティーに富んだ良作。

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