広島にある老舗の文具店、多山文具が出しているオリジナルの万年筆インク「カラートラベラー」をサインペンに詰め込んだ「カラートラベラー カラーペン」の瀬戸内海ブルーブラックという色を購入したのでご紹介。
広島にゆかりのあるネーミング多し
「カラートラベラー カラーペン」は現在31色展開。サインペンとしてガンガン使うというよりは万年筆インクである「カラートラベラー」のお試し版的な感じ。
万年筆インクとしての「カラートラベラー」は現時点で37色あって、今後もどんどん増えていく模様。
広島らしい色インクを以前より展開していた多山文具が、装い新たにカラートラベラーというインクブランドで、広島色のインクも引き続き展開しながら(広島・町と歴史の色シリーズ)、旅をコンセプトにしたインクも別のシリーズとして今後企画し作っていきます。
↑のリンク先で見てもらうと分かるのだけれど、ネーミングが広島~中四国関連の地名や名産品プラス色名みたいなのが多くて地元感に溢れている。
旅シリーズなので今後は全国や世界関係の名前も増えていくかも知れないが、万年筆のインクって海外では結構地名が付いてるものも多かったりするから、このまま地元感満載で進んでいくのもありなんじゃないかとも思ったり。
見覚えのあるペン先と外観
ペン先は細めなサインペンらしい綿芯で、けっこう硬めなので筆圧強めでも安心してしっかり書ける。
で、この感じ、どこかで見かけたことあるよなーって思ったら、呉竹の「からっぽペン」のほそ芯ではありませんか。
「からっぽペン」とは
からっぽペンは、インクの入っていない「からっぽ」のペン。自分でインクを入れて、簡単にペンを作ることができます。
毎日の「書く」をあなたのお気に入りのカラーで彩ります。作ったオリジナルのペンは、プレゼントにも最適です。
ってやつで、このほそ芯以外にも筆ペンみたいなのだったりいくつかペン先の種類がある。
この「カラートラベラー カラーペン」のポイントはインクなんだから、ペン自体がからっぽペンであっても全然オッケーで肝心なのはインクの色ということで書いてみた。
書いてみると
書くと程よい青と黒のバランスのとてもキレイなブルーブラック。
綿芯なサインペンでサクッと書いてこれだけ濃淡が出るのもイイ感じでかなり好みな色合いをしている。
やっぱり濃淡が付いてるだけで、自分の下手な文字も味わい深くなるから万年筆で書きたくなってしまうのもよく分かるんだが、この「カラートラベラー カラーペン」でも全然書いてて楽しい。
今回ブルーブラックにしたのは、普通に文字書くペンとしても最近ブルーブラック系が気に入っているから。
31色あるので、インクの方のカラートラベラー買う前に試すにはとても便利だし、お試しだけでなくこのペンでガンガン書くのもまたかなり楽しい。
また、からっぽペンを購入して、好きなボトルインクを入れて楽しむのもあり。