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ベテランキーボード奏者のミニマルサウンドが素敵なコラボ作品「Deron Johnson - Free to Dance」

Deron Johnson - Free to Dance

アメリカはL.A.を拠点に活動するキーボード奏者であるデロン・ジョンソンの2024年6月28日リリースのアルバム「Free to Dance」をご紹介。

学生時代にマイルス・デイヴィスに見出され、以後、ジャズを中心に数々の名だたるミュージシャンとの共演やサポートが活動の大半を占めて来たのもあって、自身のソロ作品となると、とても少なくサブスクには今作しかなかったりする。

で、今作はその彼の音楽人生を象徴するように様々なミュージシャンとのコラボによるソロアルバムとなっている。

コラボとはいえ、基本的には彼のオリジナルな楽曲で、ジャズがベースで打ち込みも駆使したミニマルなサウンド多めのシンプルな構成。

M2「Call Me Back」では今は亡きマイルスの留守電の録音メッセージがサンプリングで使用されていたりもする。

個人的にとても好きなのは奇才サム・ゲンデルとのM7「Mimo Omi」かな。カリンバの鍵盤的な音とサックスが心地良くシンプルでアンビエントなのがとても良い。

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