2019年3枚目のシングルとなるフォー・テットの新曲「Dreamer」。
久々な快心のピコピコサウンド
2019年最初の「Only Human」やその前2017年のアルバム「New Energy」はわりとアンビエントっぽかったりドープなハウスっぽかたりしてたのが、前作「Teenage Birdsong」(今作にも収録)と今作は明快に大好きなピコピコなエレクトロニカになってて嬉しい。
特にこの「Dreamer」はキャッチーなピコピコになってて楽しい曲。
印象の強さが記憶に強く残ってる
よくよく考えると、フォー・テットってそんなにピコピコな音だったっけ?って過去の作品をザッと聴き返してみたのだけれど、実際のところ近年はさきほど書いたようにアンビエント的だったりハウス的な音が多く、初期はピコピコしているがゆったりとしたフォークトロニカであった。
結局、一番聴いてた2010年の「There Is Love in You」がまさに「ザ・エレクトロニカ」な作品でその印象に大きく引っ張られているってことだ(笑)。
音の聴き方の変化
年齢を重ねるにつれ、たくさんの作品を聴けば聴くほど全て完璧に覚えているはずがないし、その中でより聴いていたりそう思い込んでいる音が記憶になってるだけなのかも知れない。
昔ほど一つの作品を徹底的に聴き込むってことも最近ではめったに無いことだし。
気軽に何でも聴くことが出来るサブスクによってより幅広くザッピング的に聴くことが多くなってるので、アーティストと楽曲やジャケットをハッキリ認識することもなかったりする場合もあるし。
ただ、「これ好き」ってなったら必ずチェックしてお気に入りに入れている。