Amazonで5,000円台とお手頃価格で売ってたAlice配列なメカニカルキーボードである「Ajazz AKS068」を購入してしばらく使ってみたのでご紹介。
やっぱり気になるAlice配列
ちょうど1年前くらいにKeychron Q8というAlice配列なキーボードをポチって、気に入って使っていたけれど、打鍵感を好みにするのに色々いじってたら壊してしまい、その後はやや高級気味な普通の配列の65%キーボードを5台ほど購入して気分でローテーションしながら使ってた。
で、普通の配列で全く問題無かったけれど、やっぱり角度的に手に優しいAlice配列なキーボードも気にはなっていて、色々とチェックはしていたものの購入には至らず、またの機会があれば程度で過ごしてたところにこの「Ajazz AKS068」の価格のお手頃感を見てしまいポチッとしてしまったという次第。
造りはしっかりしている
5,000円台だし正直に言うとプラスチッキーな感じは否めないんではあるが、それなりにしっかりしていて、筐体の造りは悪くない。
この価格帯でサスペンション機構みたいに打鍵の衝撃を緩和するガスケットマウントが採用されているのも良いし、ホットスワップ対応でキースイッチ交換も簡単。ボリュームノブも付いてたり、細かい部分の造りもそれなりに安定感もあって、すごく安っぽいとは感じない。
タイピングがしやすい
最初に買ったKeychron Q8の時には左右分割なAlice配列に慣れるのに結構時間がかかっていたのが嘘のように「Ajazz AKS068」では通常のレイアウトからの移行がとてもスムーズに出来た。
Keychron Q8で慣れてたからというよりも、左右分割の割合が少ないので、通常の配列の感覚でタイピングしても全然違和感が無い以上にとても打ちやすい。
これはちょっとビックリしたというか、実際所有しているキーボードの中で一番快適で高速にタイピング出来るのがこのキーボードといっても過言ではない。
打鍵音は課題
とても打ちやすくて驚いてしまったが、打鍵感、特に打鍵音が気に入らない。
今回購入したのは黒い筐体でタクタイルな茶軸のキースイッチが付属するタイプだが、打鍵感的には茶軸のそれって感じなのはいいんだが、音がプラスチッキー。
最近は金属製な筐体のキーボードばかり使ってたのもあり、プラスチックなケース内での打鍵の響きが安っぽく感じてしまう。
まあ、ここは分かってて購入したので想定内ではある。
せっかく配列的にとても打ちやすいキーボードなので、キースイッチやキーキャップを交換しケース内を埋める作業をしてもう少し好みの打鍵音に改造していこうと思っております。
Alice配列使ってみたいならオススメ
個人的には改造前提で購入してみた「Ajazz AKS068」ではありますが、改造とか興味も必要性も感じてなくてAlice配列を使ってみたいって人にはかなりオススメ出来るキーボードであります。
今回購入した黒い筐体に茶軸以外にも白い外観でグレー系のキーキャップな赤軸、グリーンなキーキャップの青軸といくつか選べるので、お好きな色と軸でどうぞ。
キースイッチの軸のこともよく分からないんであれば、この3種類では赤軸が一番スムーズで静かかな。
黒&茶軸にしたのは、本来は白い外観の方が良かったが、ボリュームノブが白系だとシルバーになるのが好みではなかったから。黒ボディのボリュームノブは同じ黒で違和感が少なかったから。
Alice配列は慣れると手も疲れにくいので、たくさんタイピングする人にもオススメであります。
Gray 赤軸
Green 青軸
商品特長
【VIAプログラマブル】
お好みのスタイル AKS068は人間工学に基づいたデザインに加え、強力なVIAプログラマブル機能を備えています。
このオープンソースソフトウェアはコーディングのスキルがなくてもリアルタイムでカスタマイズできる直感的なインターフェースを提供します。
キーのリマッピングやレイヤーの設定からRGBのカスタマイズやマクロの作成まで、VIAソフトウェアはキーボードを高度にパーソナライズされたデバイスに変えます。
【人間工学に基づいた「アリス」レイアウト】
人間工学の曲線に設計され、キーに階段状の段差を持たせることで、手が疲れにくい。アリスレイアウトは、手首と指への負担を劇的に軽減する輪郭のあるレイアウトを提供することで、従来のキーボードのデザインを変えるという新境地を開拓しました。
キーボードの形状は、キーボードに置いたときに手の自然なカーブに沿うように設計されており、直感的で快適なタイピング体験を提供します。
【ASリニア茶軸】
接点部にごくわずかにソフトなクリック感があるタクタイルタイプ。打鍵感の軽さや音は青軸と赤軸の間で、とても落ち着いたカチャカチャ感を醸し出している。
バネ圧60±1.5g、キーストローク2.0±0.6mm、青軸と赤軸の良いところを取り、バランスが良い。打鍵感が少し柔らかく、スイッチ感も程よいで使いやすいキーボード軸である。どちらを選ぶか迷っている方には、茶軸がオススメ。
【ガスケット式マウント】
AKS068はガスケットマウントメカニカルキーボードです。ポロンサンドイッチとボトムシリコンパッドを採用したメカニカルキーボードで、究極のソフトでスムーズなタイピングを体験できます。
また、スタビライザーとスイッチパッドに潤滑剤を配合することで、キーボードのパフォーマンスを向上させています。
ガスケット構造の設計により、打鍵感が大幅に向上し、ノイズが最小限に抑えられ、安定性が強化されています。比類のない快適さと正確さを体験することで、長時間のタイピングが楽になり、すべてのキーストロークが楽しくなります。
【南向きのRGBバックライトと両側RGBライト】
AKS068はすべてのRGBライトに合わせた南向きのデザインで、操作する人がすべてのライティングモードを最もよく見ることができるようになっています。
18種類以上のデフォルトのライトモードと、ドライバーで自由に設定できるライトモードにより、AKS068は真に輝かしいタイピングジャーニーを提供します。
FN+:ライト効果切り替え。FN+DEL:両側RGBライト効果切り替え。
注意:キーボードは自分で組み立てる必要があります。
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