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ヘンテコなジャケからは想像できないカッコいい音が詰まった「Jerry Paper - Abracadabra」

2020/05/16

Jerry Paper - Abracadabra

ロサンゼルスを拠点に活動しているソングライターでプロデューサーの宅録男子なLucas NahanによるプロジェクトJerry Paperの2020年5月15日リリースの「Abracadabra」をご紹介。

音だけ聴くとやたらカッコいい

ジャケやMVの絵や映像を見てしまうとふざけてる感じしか伝わってこないが、サウンド面に関してはかなりこだわっているのが分かるしバラエティに富んだ曲調で楽しめる。

M1の「Quicksand」はプログレのようなギターのイントロからソフトロックな雰囲気に変わっていき、M2「Cholla」でアヴァン・ポップでありつつ爽やかな展開を見せる。そこから徐々にダウナーなテンポの楽曲が続きM5「Memorial Highway」のダブ・ポップな何とも言えないユルくて気怠い心地良さが最高である。

その後もユルイ展開でM8「Game Night」のちょいとピコピコ系ポップがあってM13「Pupperteer」のJazzな展開がラストの締めにえげつなくカッコよく決まるのであった。

実は考えられたジャケ

ジャケもLucas Nahanの宇宙人みたいな特殊メイクの飛び出た目に注目してしまうが、背景だったりボカシ具合、ストライプのシャツにタイトルのロゴなんかは1960~70年代のソフトロックのジャケへのオマージュになっているのがとても作り込む人だってのがよく分かる。

「Pupperteer」のMVはとてつもなく変で音とのギャップが楽しめる。

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