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キリンジの「P.D.M.」的世界観も垣間見られる和みの高音キラキラ系サウンド「Felbm - Tape 4」

Felbm - Tape 4

久々にニューリリース系ではなく、たまに聴きたくなる心地良いアルバムを。オランダのプロデューサー兼ミュージシャンであるエルコ・トッパーのソロプロジェクトであるフェルボムの2020年10月16日リリースの「Tape 4」をご紹介。

アルバムタイトルが「Tape + 数字」となっているように、こちらはテープシリーズの4作目。CDやアナログのディスクでのリリースでは1と2、3と4がセットになっており、連作的でもあるけれど、タイトルごとに多少テイストが違っていて、一番好きなのが今回の4。Spotifyをはじめとしたサブスク系ではそれぞれ単体のアルバムとして存在。

セットの3が完全な宅録なのに対して、4は2019年の夏にドイツ中部の田舎の保養地にてアイデアをしたためたということもあって音数も少なくとてもシンプル。

M1「Brunnengasse」はその庭の風鈴の音をフィーチャーしヴィブラフォンと共に響く高音キラキラサウンドがツボであり和む。

M2「Colorists」はジャズボッサテイストでこれまたヴィブラフォンとフルートでキラキラと心地良い。

M4「Beaufort」のフォーキーなピアノやギター、ヴィブラフォンに混じってフィールドレコーディングされた鳥のさえずりがかすかに聴こえるのも堪らないだけでなく、キリンジ初期のインスト曲である「P.D.M.」にも似た世界観だなーと感慨深くなってしまった。

M6「Regtur」が小気味よいテンポでちょいと異質っぽくもあるけれど、全体を通して高音キラキラでフワフワな大好きなテイストで溢れていて、じっくり聴いたりBGM的に流れてたりするにもとても良いアルバム。

もちろん、3と一緒に聴くのも良い。

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