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シンプルに歌とギターで奏でるサンバなセルフカバー「Tim Bernardes - Prudência / Praga」

Tim Bernardes - Prudência / Praga

これまで何度か紹介している、ブラジルはサンパウロのロックバンド、O Terno(オ・テルノ)のヴォーカル&ギターであるTim Bernardes(チン・ベルナルデス)のソロでの2曲入りなシングル、2025年4月29日配信開始の「Prudência / Praga」をご紹介。

この2曲ともに、以前、他のアーティストのために書き下ろしした楽曲で、それを作曲者であるチン・ベルナルデスが新たに自身でレコーディングした作品。

「Prudência」は大御所女性MPBシンガーであるMaria Bethania(マリア・ベターニア)のために。

「Praga」はブラジリアンポップなSSWで亡くなったErasmo Carlos(エラズモ・カルロス)との共作で、ボッサな女性黒人シンガーであるAlaíde Costa(アライヂ・コスタ)のために書き下ろされた。

どちらの楽曲も、シンプルなサンバではあるけれど、セルフカバーによってよりシンプルに、歌とギターが際立った、フォーキーな雰囲気で歌われている。

元々の2人の女性のヴァージョンと今回のセルフカバーを聴き比べてみるのも楽しい。

しかし、チン・ベルナルデスはいつも本当に美しい曲を書くと感心しきりで、バンドなオ・テルノの時のコミカルさを垣間見るに、同一人物なの?って驚いてしまう。

その幅の広さが素晴らしいし、サウンド的にもどちらもブラジルな感じが汲み取れて好きというのもある。

Maria Bethania - prudência

Alaíde Costa - praga

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