これまでも何度か紹介している極細系なゲルインクボールペンとしてはかなり滑らかなパイロットのジュースアップ。今回はラインナップ中で一番太いボール径0.5mmのブルーを。
0.5mmはずっとスルーしていた
ジュースアップは0.3mmと0.4mmが2016年8月10日発売で約3年後の2019年6月7日に0.5mmが発売されているのだが、0.4mmを発売直後に購入しててある程度の書き味を理解していたし、他のゲルインクボールペンを多用してたり太めなボール径好きなのもあって、0.5mmはホントつい最近まで試し書きをすることもなく完全スルーだった。
後発でカラーも少ないが0.5mmがベストな書き味
0.4mmだと22色と豊富に揃うカラーも0.5mmになるとブラック、レッド、ブルー、ブルーブラックとたったの4色。だからというのが理由でもないけれど全く眼中になかった0.5mmをようやく購入したのがつい先日。
実際に書いてみてその書き味に驚いた。0.4mmとは全くの別物で鬼滑らかだ!と。
0.3mmや0.4mmと同じシナジーチップ搭載で極細系のゲルインクボールペンとしても滑らかだなーって感じてはいたものの、0.5mmとなるとそのスラスラ感がワンランク上がるというか、別のペンなんじゃないかって錯覚するくらい心地良い書き味になるんである。
0.5mmで書いたあとに0.4mmで書くとカリカリ感を感じてしまう程。そのくらいに0.5mmは筆圧強めでも柔らかい書き味で最高である。
並べてみてもほとんど一緒
0.4mmと0.5mmのジュースアップのブルーを並べてみても当然だが一緒の外観。違うのは軸の「04」と「05」の文字と僅かなペン先の太さの違いのみ。
0.1mmの違いでこんなにも書いた感じの印象が変わるのかーと改めて思う。
書いてみると
比較として軸と同じく0.4mmでも書いてみている。
一見して0.5mmのインクフローの良さがハッキリ分かる。そう、0.1mmの太さの違い以上に滑らかなのはこのせい。かなり寄って撮っているから0.5mmは太すぎる感じもしているけれど、一般的な0.5mmのペンと変わらない線幅。逆に0.4mmがとても細くて他社の0.38mmよりも細く感じる場合もある。
とにかく細かく書きたいって場合には0.3mmか0.4mmがいいとは思うけれど、ジュースアップならではのシナジーチップの滑らかさ&インクフローの良さを堪能したいならば0.5mmで書くのが正解。何度も繰り返すけれどそれだけ書き味が最高なのが0.5mmのジュースアップなんである。
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