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ちょっとだけ気になるメカニカルキーボード「HHKB Studio 雪」

HHKB Studio 雪

つい先日、2024年10月2日より発売開始されたPFUのポインティングデバイス付きメカニカルキーボード「HHKB Studio」の真っ白い外観な「雪」モデル。

すでにたくさんのレビュー記事や動画もあがってるし、黒いモデルは1年前(2023年10月)からあるのでそこまでの新しさも無かったりもするけれど、キーボードの外観としては黒より白が好きなのと、遥か昔にHHKB使ってたこともあったりするので、今回の「雪」モデルの気になってる部分とすぐに食いつかない部分等、ちょいと書いてみましょうか、と。

気になっている部分

真っ白でコンパクトな外観

「HHKB Studio 雪」日本語配列&英語配列

一番はやはり白い外観であるというところ。

所有の白い外観なメカニカルキーボードといえば壊してしまって使えなくなってる「Keychron Q8」ってAlice配列なタイプがあるし、愛用中なDIY的に自分でケースや基盤、キースイッチにキーキャップを選んで組み立てるキーボードだと全部白を選んで自分好みな白い外観のキーボードに仕上げることも可能なのだけれど、そういう場合には全然白を選ぼうとしないので、買ってそのまま使える「HHKB Studio 雪」は単に白いだけでなく、とても白いというのがいいな、と。

キースイッチが良さそう

HHKB Studio リニアスイッチ 黒

このキーボード専用な「HHKB Studio リニアスイッチ」が良く出来ているらしく打ってみたい。スイッチメーカーであるkailhの形状にそっくりで多分kailh製だと思われるがあくまでもHHKBStudioオリジナル。

Studio以前のHHKBと言えば、代名詞でもあった静電容量無接点方式なキースイッチで、このスイッチが最高!って人もたくさんいるからこそ人気のキーボードシリーズになっていると言っても過言ではないところをより一般的なメカニカルスイッチに変更してオリジナルな「HHKB Studio リニアスイッチ」が搭載され「Studio」が生まれている。

プラスして、キースイッチを自由に取り替えられるホットスワップ対応なPCBになっているので、他の一般的なMX系キースイッチに簡単に載せ替えられるのも魅力。

色々とホットスワップ対応なキーボードを持っているしキースイッチのみ別売されてるので、このスイッチだけ購入して所有のキーボードに載せて使ってみることも可能ではあるけれど、キースイッチとしては割高な価格設定だし、「HHKB Studio 雪」としての打鍵感を楽しんでみたいという思いもあったり。

数年前までであれば静電容量無接点方式なキースイッチが最高!というのもよく分かるって感じだったけれど、ここ最近、特に2020年代に入ってからのメカニカルスイッチの種類の豊富さだったりとても細かく好みに合わせて選ぶことの出来る環境は、同じ形状でありながら素材や細かい部分の変化でとても進化しているというか抜群の打鍵感のキースイッチが必ず見つかる程になっていて、正直、静電容量無接点方式を超えているというか、もう戻れない領域まで来てる感もある。

思い留まる部分

ケースが金属ではない

HHKB Studio 雪 後部

個人的に一番躊躇してしまうのが、このケース部分が金属ではないという点。

白い外観でキレイな「HHKB Studio 雪」は全体的に樹脂製。サイドはシルバーになってて金属っぽくなってはいるけれど塗装によるもの。

メインで愛用中の2台、「Tofu65」と「ZOOM65」はアルミ製ケースで、さらに裏側にウェイトまで付いててかなり重たいキーボードではあるが、金属製で内部構造もかなり工夫されているおかげで打鍵音が反響し過ぎることもなく落ち着いていて素晴らしい。

打鍵音はキースイッチにキーキャップとケース、ケースの内部構造により大きく変化するものではあるが、好みとしてケースは金属に限る、と。

「HHKB Studio 雪」が白い外観でキースイッチも良さそうではあるものの、樹脂なケースでの打鍵音は金属ケース愛用者にとってはヘボい音となってしまう。

矢印キーが無い

HHKB Studio 雪 キー配列

プログラマに最適なコンパクトなキー配列で手の動きが少なくて作業に集中できるというのもポイントなHHKBシリーズではあるが、プログラムはたまに書くけれど、普段使いのキーボードとしては矢印キーが無いのは逆に面倒。

コンパクトなキーボードが好きではあるけれど、矢印キーのある65%タイプを愛用しているのもそう。

HHKBだと矢印キーなタイピングは2キー同時押しになってしまう。

気になるで終わりそう

結局、白い外観が良さそうなのと、昔使ってたHHKBシリーズだからって部分で気になっているに過ぎないかも知れない。

自分の普段の使い方からするとあんまり合っていないのは確か。配列もそうだけれど、やはり心地良い打鍵感と音、これがかなり大事というのがDIYなキーボード使って色々と組み合わせてみた経験からよく分かったというのも大きい。

ただ、デスクに「HHKB Studio 雪」が置いてあると、何となくイイなーって気分にはなるんだろう。

人にオススメするならば、MacBook等のノートPCをメインで使ってて、付属のペラペラの打鍵感が疲れるし打ちにくいって場合には良いでしょう。

↑リンク先でカラー&配列が選択出来ます。

HHKB Studio リニアスイッチ

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