ぺんてるの1989年発売な古参ゲルインキボールペンである「ぺんてる ハイブリッド」0.5mm 黒をご紹介。
以前、青インキを紹介していて、現在でも抜群に書きやすいことから、黒も買っておこうってその後すぐに購入自体はしていたものの、そんなに使うこともなく200本くらい入るペン立ての隅でひっそりと佇んでいたのを、久々に引っ張り出して書いてみると、これがたまらなくスラスラと抜群の心地良さで書けるじゃないか!と。
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今でも抜群に書きやすいゲルインキボールペン「ぺんてる ハイブリッド」0.5mm 青
ゲルインキボールペンの現行ラインナップの中でも1989年発売とサクラクレパスのボールサインに次ぐ古参でありつつ古き良き細長い透明軸でインキ残量も分かりやすく容量もタップリなぺんてるのハイブリッド0.5 ...
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ハイブリッドの特長的なことは上記↑のエントリで書いている。しかし、なんでこんなに古参なペンに惹かれてしまうのか。
細長く軽い古参なペン
ハイブリッド以外にも、サクラクレパスのボールサインやユニのシグノスタンダード、パイロットのハイテックC等の1980年代後半から1990年代の初め頃に発売され、現在も生き残っている古参なゲルインキ系のペンにだいたい共通するのは、細長く透明な軸に金属製のペン先(※)からなる、昔ながらの油性ボールペンな形状でとても軽く、それでいてゲルインキのスラスラと滑らかな書き味が搭載されているという点。
※:サクラクレパス ボールサインのペン先はプラスチック
ゲルインキも初登場から30年以上経ってて進化してるし、軸だってヴァリエーション豊富でカラフルになっている中、細長くて軽量というのが書きやすさにどれだけ貢献しているのか!?というのを実感出来るのが古参なゲルインキボールペン。
筆圧も大いに関係
古参なペンの書き味が素晴らしいと感じる一番の要因は自分の筆圧にある。筆圧強めなので細いグリップが握りやすく、長い軸が安定した筆記感を生んでいる。
最近のペンがわりと太めなグリップが多めなのは筆圧弱めな人が多くなっているのと、軽く握ってスラスラ書きやすいってことから。
万年筆なんかは昔から軸が太めなものが最高級ラインだったり、軽く握って書くに限るものは軸が太めな方が良い。
筆記なんて軽くスラスラ書けた方が疲れにくいし良いに決まってはいるけれど、昔から筆圧強めなんだからしょうがない。色んなペンで書き比べてる、特にここ数年は筆圧強めを改善しようと様々な握り方や書き方を試してみたりもしてて、多少は筆圧も弱くなってきてはいるものの、古参な細長く軽量なゲルインキボールペンで書いてみると、これが圧倒的に書きやすく感じるのも事実。
書いてみると
今回の黒と一緒に青も書いてみてる。
インキの濃さに関しては最近の濃くハッキリ書ける系から比べると超黒いとか青いなんてのはないけれど、それでも視認性も充分。
古参なゲルインキ系の中でもハイブリッドは特にインクフローが良く、筆圧強めであってもスラスラ加減がとても心地良くてクセになる書き味をしている。
0.5mmな黒ペンとしては先日紹介した、パイロットのニードルチップな水性ボールペンであるハイテックポイントV5が一番好きではあるけれど、砲弾チップな0.5mmとしてはこのハイブリッドがインクフローの良さから一番滑らかでありつつ握った感じも好き。
筆圧強めな人間として、古参なゲルインキボールペンは廃番になることなく細々で良いので末永く販売してもらいたいと切に願っております。
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