黒いペンとして、ここ数年ベストとも言える書き味的に大好きな「PILOT Hi-tecpoint V5 Grip」をご紹介。パイロットのニードルチップ搭載の水性ボールペン。
廃番になっている
これまでほぼ紹介して来なかったのも、廃番で現在入手がとても難しいってのが大きい。
パイロットの水性ボールペンといえば大定番なVコーンがあり、廃番前も売ってるところも少なく、人気も売れ行きも芳しくなかったことから数年前に誰にも知られずひっそりと姿を消したペンであります。
海外では今も「Hi-tecpoint V5」という名前で現行ラインナップにあるにはあるし、そちらの方が外観もカッコよくていいんであるが、廃番になってしまった「PILOT Hi-tecpoint V5 Grip」は名前にグリップとあるように、外観だけでなくグリップ部分も違ってて書き心地が変わってくる。
握りやすいグリップと視界の良さ
キャップを開いて書く状態になると、細いながらラバーなグリップに、ペン先がとても見やすい段々になったコーン部分が特長的。
この細めなラバーグリップが握りやすいのと、ニードルチップなペン先が鬼滑らかで、ボール径0.5mmなペンとしてはベストな書き心地。
Vコーンはもちろんのこと、ゲル系で同じニードルチップの大好きなエナージェルに、ユニボールワンやジュースアップだったりサラサクリップなんかと比べても圧倒的にこの「PILOT Hi-tecpoint V5 Grip」が滑らかで書きやすい。
本当になんで廃番になってしまったんだ！度ならNo.1。
書いてみると
書けば普通によく書ける黒い水性インクなボール径0.5mmの筆跡で、最近のより黒い系のインキなんかに比べると濃くもないが、しっかりハッキリした黒で全然悪くない。
ニードルチップで書きやすいペンというのは、昔からの好みであり、このペンがベストというのはここ最近の新しいペンにも引けを取らないというか上回っていて、超えるペンにはまだ出会えていない。
ずっとメインで使いたいんだが、廃番でストックがあと1本しかないので大切に使うって感じになってしまっている。
外観的にはカッコいい海外向けな「Hi-tecpoint V5」はAmazonでもお手頃価格で売られているので、インキが切れたらこちらを購入してみようとは思っております。
正直に言うと、海外向けなシンプルでカッコいい外観にラバーグリップ付きで再登場してくれると文句なし！
あ、このペンはラインナップとして今回の0.5mmに加えて0.7mmと1.0mmの黒・赤・青なカラーがあって、全てニードルチップだったのも素晴らしかった部分。0.7mmと1.0mmも所有してるのでまたの機会にご紹介しますね。
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